実物を見ることができず、写真もなく、動物の情報だけで描くしかなかった中世の動物画は、現実離れしたとても奇妙な物が多い。
トラは「ハンターが鏡を使って母親の気を引き、赤ちゃんを盗む」という言い伝えから鏡と共に描かれ、ダチョウは「金属すら消化する」という言い伝えから蹄鉄をくわえた姿で描かれ、「ペリカンの赤ちゃんは成長すると親を食べる」という言い伝えから共食いしている様子が描かれる。
ヒポポタマスが馬と川をあわせた言葉だから馬っぽく描かれるとか、水棲生物だから魚っぽく描かれるとかも面白い。
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- 謎生物だらけの中世の動物画。現実の動物とかけ離れたデザインが多くて� $ArticleTagsLoop$>
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