昆虫のように小さなドローンを作る際、これまでは圧電セラミック素材を用いたアクチュエーターが使われてきた。
しかし、圧電セラミックは非常に壊れやすいため、代わりにカーボンナノチューブでコーティングされた、薄いゴム製のシリンダーを用いたソフトアクチュエーターを使用
このソフトアクチュエーターを使用した小型ドローンは、毎秒およそ500回の羽ばたきが可能で、重さはマルハナバチとほぼ同じ0.6グラム。
アクチュエーターの動作電圧が高いため、現在は有線で電力を供給しているけれど、今後は無線飛行できるようになることが期待されている。
現段階でも障害物との接触から復帰したり、宙返りしたり、そこそこ性能高くて素晴らしい。
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