1915年、第一次世界大戦のガリポリの戦いにおいて、膠着状態から撤退を決めた連合軍。
その際、仲間たちが安全に撤退できるよう、連合軍側オーストラリアの兵士、ウィリアム・スカリーが発案したのが、水滴を利用したドリップライフル作戦。
水を入れた缶の下部に穴を開け、滴る水が下の缶に貯まると、重みで引かれた紐がライフルのトリガーを引き、オスマン帝国軍側に発砲するという仕組み。
水の量や穴の大きさによって発砲するタイミングが変わるため、大量に設置したドリップライフルは散発的に攻撃。
まだ攻撃を続けていると思わせておいて、連合軍の殿軍2,000人が安全に撤退したのだという。
置き去りにしたライフルは奪われてしまうだろうけど、2,000人が無傷で撤退できることのほうが重要って事だね。
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この記事へのコメント
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1. 名無しさん
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ってか鹿威しって猪かと思ったら鹿なのか
2. 名無しさん
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敵軍が前進したら背後から狙撃。発見されて射殺されるまで足止めできる。
運良く退却した自軍が反転攻撃するまで生きてれば助かる。
3. 名無しさん
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4. 名無しさん
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兵士数千人と銃ならどっちが大事かなんて考えるまでもないし
ただ、これは退却する場所がある時にしか使えない手だし、現代では視認装置が格段に発展してるから通用しない手段やろね
5. 名無しさん
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6. 名無しさん
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むしろ現代の方が通じると思うぞ
昔みたいに人を粗末に使うことがご法度になってる&ドリップライフルより高性能な無人兵器が実在している分、相手の姿がなくなろうが危険バリバリでうかつに近づけんからな
7. 名無しさん
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どうせ規格違うし転用できないからへーきへーき
弾は一発しか込めてない訳だし
8. 名無しさん
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2000人規模の部隊がいて、数十丁分の順弾しか飛んでこなくなったら、
突撃されて終わりですよ。
9. 名無しさん
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10. 名無しさん
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なんでかな、とWikiみたら、オスマン軍にドイツ軍の加勢の可能性があって一気に劣勢になる危険があったんだね。
11. 名無しさん
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12. 名無しさん
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鉄砲なんかまた作ればいいだろ。
13. 名無しさん
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ところで下に凸状のものをバケツの端にぶつかるようにすれば普通にたまぎれまで撃てるとおもうよ
バケツの水が引き金を引く重さの半量ほどのオモリを反対につければいい
14. 名無しさん
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つまりイの肉ってこと
15. 名無しさん
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無傷で武器を貰えたら大喜びだよ
16. 名無しさん
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当時のライフルは一発ごとにボルト操作が必要だったから一回引き金を引くだけならともかくカラクリで連発は厳しい(出来んこたないけど現地で作る囮にそこまで手間かけるわけにもいかない)
※2
ソ連とかも得意とした戦術だな
今回のケースは司令部まで含めた撤退なんでそれをやると狙撃兵は確実に喪失するわりにうまみが少ない