ヨーロッパ各国が共同で設立した宇宙開発研究機関、欧州宇宙機関が考案している、3Dプリンタを活用した月面基地の建設プロジェクト。
月面基地には昼夜の温度差や隕石の落下など、過酷な月の環境に耐えられる強度が必要だけど、大量の資材を運ぶのは困難。
このプロジェクトではシリンダー状の研究棟を設置した後、ドーム型の居住空間を展開。その周囲を、3Dプリンタロボットによる骨組みと、月の砂とを組み合わせた壁で覆い尽くす。
壁の厚みは温度差や放射線、隕石にも耐えられるもの。分厚くすればさらに強度を高めることも可能。
3Dプリンタの技術って、こんなところにまでいい影響を与えてくれるんだね。
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まだ熱かった頃から現在まで。月の歴史をNASAが再現したCG映像 Evolution of the Moon
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もしも月面に会社ができたらこんな感じなフェデックスのCM
アポロ11号が月面に降り立った瞬間の映像
この記事へのコメント
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1. 名無しさん
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月は重力が弱いから構造力学的にも自由な建造物が作りやすいかもしれないね
2. 名無しさん
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3. 名無しさん
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月面からロケットを打ち上げられたら大分燃費はよくなるだろうけど
それには月面に発射基地を作って
燃料やロケットを月面に運ぶ必要があるから
その分莫大な燃料が必要になって
結局基地作る意味あるのかこれもうわかんねえな、お前どう?
4. 名無しのぬこさん
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打ち上げのエネルギーコストは、月面にマスドライバーができるまでは大きく持ち出しでしょうねぇ。できるだけ月面での資材調達することが課題。3Dプリンタは解決手段の一端ですな。
5. 名無しさん
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クレーター面で太陽光発電するのかと思ってたのに……
月の永久日陰に水(氷)もあるって言ってたじゃないか
6. 名無しさん
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7. 名無しさん
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8. 名無しさん
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