3Dプリンタが叶えた夢。2歳の少女、エマちゃんを救った外骨格補助器具エマちゃんは生まれつき関節に障害を持つ、先天性多発性関節拘縮症を患う2歳の女の子。
手足を自由に動かせないという以外は至って普通、元気いっぱいのエマちゃんは、ブロック遊びもおままごとも、ママを抱きしめることもままならない。

そんな彼女を救ったのは、デラウェア病院の研究員が3Dプリンタで作った外骨格補助器具、WREX(Wilmington Robotic Exoskeleton)だった。

子供の成長に合わせてより大きなパーツを作るのも手軽で、筋力に合わせてゴムの強度も調整できる。
パーツそのものは日常生活に支障がない程度の強度を持っているので、幼稚園でも自宅でも身につけて生活を送っているとのこと。

WREXは現在、15人の同じような境遇の子どもたちにも提供されているそうな。
技術の進歩が子供を笑顔にする。こういうお話はすごく素敵で素晴らしいね。
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Stratasys - 3D Printed Magic Arms
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