山頂で溶岩湖が煮えたぎる、ニイラゴンゴ山を命がけで調査する火山学者アフリカ、コンゴ民主共和国にあるニイラゴンゴ山は、火口に溶岩湖をたたえた活火山。

情勢が不安定なことから調査がほとんど進んでいないけれど、ニイラゴンゴ山の溶岩は岩質からか、恐ろしいまでに流動的なんだとか。
そんな危険な溶岩湖に限界ギリギリまで接近しているのは、30年間火山の撮影を続けてきた写真家、カーステン・ペーターさん。


「地球を造る原初の力を間近で眺めていると、催眠術にかかったように見入ってしまいます。でも、火山に魅せられていてはいけません。ニイラゴンゴ山のように予測のつかない動きをする火山では、命取りになりかねませんから」


と語っているけど、退避があと5分遅かったら溶岩に飲み込まれていたわけで、既に充分魅せられているんじゃないかと心配になってしまうのだ。
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