「パタゴニア東京 ゲートシティ大崎」オープニングイベントに行ってきたよ!アウトドアグッズやスポーツウェアの専門店、パタゴニアがゲートシティ大崎に構えた新店舗のオープニングイベントに、何故だかお呼ばれして行ってきたよ!
子供が生まれてからスノーボードもウェイクボードもスキューバダイビングもやらなくなって久しいけど、それ系のグッズを見てるとスポーツしたくなってくるね。
パタゴニアは環境保護に力を入れているというか、力のほぼ全てを注ぎ込んでいる会社らしくて、イベントには映画「地球交響曲」の監督の龍村仁さんとか、4年3ヶ月も会社を有給休暇で休んで世界中を自転車旅行した坂本達さんがゲストで登場してたよ。

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ゲートシティ大崎は、JR大崎駅の南口改札を出て左に行くとすぐ見える。
すぐ見えた店舗のものすごく目立つ位置に、パタゴニアのショーウィンドウと広告パネルが。

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ショーウィンドウの左側が入口。
パタゴニアの直営店は大崎で16店舗目。
なんで大崎にしたのかというと、ゲートシティ大崎もパタゴニアのように環境に配慮したショッピングモールだからなんだって。
雨水をトイレの水として利用したり、ハイブリッドカーで来店すると駐車場が安くなるとか。

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登山用のこんな服とか道具とかも売ってるお店。

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店内はアウトドア系の洋服屋さん、という感じ。
雪山の寒さにも耐えうるダウンジャケットとかが売ってるわけだ。

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ペットボトルを再利用した服とか、いらなくなった服を再利用した服とかもたくさん扱ってるみたい。


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お店のど真ん中にはおくつろぎスペース。

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ナショナルジオグラフィックとか、自然系、環境保護系の雑誌やDVDや絵本が置いてあって見放題。


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商品のほかに、いかにもアウトドア的なディスプレイが多々。キャンプしたくなる感じ。

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キッズ向けの服も置いてあって、着ぐるみみたいなモコモコが欲しくなった。子供服の可愛さって反則。


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入り口は3階部分にあって、階段を降りると2階部分にも売り場があって、イベントはそこに椅子を並べて開催。
スクリーンの前に並んでるのがパタゴニアの中の人たち。


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下のフロアの片隅に、パタゴニア創設者のイヴォン・シュイナードが最初に手仕事をはじめたティンシェッド(ブリキ小屋)をイメージしたエリアというか小部屋がある。

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ちょっと鋭角の角部屋で、中はテレビとか本棚とか三角椅子とかが置いてある。

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本棚にはもちろん自然系、生物系の本がみっちり。
パソコンを使って映像も見れるみたい。

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木のブックスタンドがおしゃれ。けっこう場所とるけど。

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このブリキ風小部屋の電力は、すべて自然エネルギーによってまかなわれているんだってさ。
テレビとか、パソコンとか、水が出てくる装置とか、そのへんの電力ね。


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オープニングイベントのゲストその1。ミキハウスの人事部採用担当、坂本達さん。
1995年から1999年まで4年3ヶ月という長い期間有給休暇をもらって、自転車で世界一周旅行しちゃったすごい人。っていうか、そんだけ長い有給休暇をくれたミキハウスがすごい。

坂本さんが話してくれたエピソードで印象的だったのは、ご飯が一日に一度しか食べられないアフリカの子供たちの話。
坂本さんは、一日一食しか食べられないなんてかわいそうって最初は思ったそうだけど、彼らと話をすると「ご飯が一日に一食しか食べられない」なんて考えてなくて、ご飯が食べられることをただ単純に喜んでいたんだとか。物事はとらえ方次第、考え方次第。

あと、ギニアで坂本さんがマラリアで倒れた時に、村人たちが手厚く看病してくれたこと。
村に残った最後の薬を使ってくれて、栄養をつけるために月に1羽しか食べられないご馳走のニワトリを食べさせてくれて、何とか命を取り留めたんだって。
そのことを紹介した動画がYoutubeにあったから置いとくね。
ちなみに、現在も年に3ヶ月ほど出社する生活なんだそうな。

夢その先に見えるもの



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オープニングイベントのゲストその2。映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」の監督、龍村仁さん。
「地球交響曲第三番」に登場する写真家の星野道夫さんについてのエピソードを中心にしたトーク。
星野道夫さんは映画の撮影直前にアラスカで熊に襲われて亡くなってしまい、映画では生前に龍村さんが撮影した映像とか、星野さんと親交の深かった友人たちの映像を編集したんだって。

地球交響曲第三番 予告


フリーダイバーのジャック・マイヨールに関する龍村さんの話も面白かった。
105メートルの潜水記録を持つジャックは、潜る前にイルカになることをイメージして、「おれいまイルカになった!」って思ったら潜り始めるらしい。
もちろん、見た目は人間そのまんまなんだけど、通常60から70くらいの脈拍が、潜水中は20くらいにまで低下しているそうな。

これはジャックがすごいんじゃなくて、危機的状況に直面して、生きるために脈拍を変化させる生命そのものがすごいとか、同時に血流が必要な場所だけに集中するブラッドシフト現象が起きてるんだとか、そんな話が脱線しながらも色々と聞けて面白かったよ。


パタゴニアの環境に配慮した行動とか、環境に配慮した上で作り出した商品とかの動画もあったから置いとくね。

切れ端から繊維を作るカラマイ:パタゴニア


調達についての理念:パタゴニア


ポリエステル素材の製造:パタゴニア


リノ・サービスセンターのLEED認証制度への取り組み:パタゴニア
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