
触れたものがすべて黄金に変わってしまうという能力を手に入れたギリシア神話の人物、ミダス王が、もしも転んで地面に触れ、地球がすべて黄金に変わってしまったらどうなってしまうのかを科学的に考察。
あらゆるものが黄金に変わるのは魔法の力で可能だとした上で、原子がすべて置き換わるという理屈であれば、数十倍に密度が膨れ上がった物質は爆発する。
さまざまな原子が再構成されて黄金になるのであれば、金の密度は非常に高いため、スポンジ状になるはず。
そこで、地球がスポンジ状の黄金になったとしたら、その形状を保てず収縮し、地球上の動物や物は10分ほど浮き上がった末に時速3万キロで黄金の地面に衝突。
地球の核は圧縮されて摂氏100万度に達し、衝撃で大気は吹き飛び、地表温度は数十万度のプラズマと化す。
もともとの物質と同じだけの黄金に入れ替わると仮定したら、もともとのサイズと同量の黄金は質量が大きいため、重力も増えて悲惨な結果に。
結果として、どう考えても地球がヤバいという、空想科学読本みたいな解説映像が面白い。
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