大地震で崩壊の危険。しかし改修工事も取り壊しもできない状態の、カナダのジョーダンリバー・ダム
バンクーバー島電力会社が1911年に建設した、当時のカナダで最も高いダム、ジョーダンリバー・ダム。

カスケード沈み込み帯に近接しており、マグニチュード8以上の地震が起きた際の地盤変動が予想以上に大きいことが2014年の政府の調査で判明。

より高いレベルの耐震性を得るための改修工事は技術的に実現不可能で、ダムの水位を下げるのも発電能力が低下してしまう。

その場合、バンクーバー島内部への送電線増設が推定1億ドル以上のコストで必要。

ダム下流の数件の家を電力会社が買い取って取り壊し、現状を維持しているのが現在の状況とのこと。

同じ地震国として、何か協力できないかとか、参考にする部分もあるのではとか、いろいろ考えさせられてしまう。



Jordan River Dam





























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