
公園で遊んでいても、ショッピングモールを歩いていても、お気に入りのネジやボルトを見かけると「あー!袋ボルトだ!!」と周囲の注目を集める日々です。
そんな長男が大好きなネジを毎日40万本から50万本ほど作っているというネジ工場、浅井製作所さんの工場見学に行ってきました!
有限会社浅井製作所
ガルベスはカレンダーに×印をつけながら、ネジ工場見学の日を待ちわびる日々でしたが、その期待に応えるだけの楽しさはあったみたいです。
工場見学に行ったのは昨日、2月25日の土曜日。工場があるのは埼玉県草加市。
土曜日も基本的には操業しているそうで、子連れでの参加もしやすいのが素敵。
まずは動画でざっと、ネジの製造工程をどうぞ。
ネジはこうして作られる!ネジ工場見学 浅井製作所
最初に登場するのが針金を一定の長さに切ってネジ頭を作る機械。
続いて登場するのが溝のついた2枚の金属板でこすりあわせ、ネジの螺旋を作る機械。
最後に登場するのがネジの先端に電動ドリルの先端のような切り込みを入れる機械です。
浅井製作所は工場見学に積極的で、社長の浅井さんが丁寧にネジづくりの工程を教えてくれます。

浅井さんの説明を聞きながら、ネジを作る様子を食い入るように見つめるガルベス。

こちらが針金を一定の長さに切ってネジ頭を作る機械。

ネジの材料となる、長い長い針金の束。

針金はここから機械の中へ飲み込まれていきます。

一定のリズムでちょっとずつ奥へ、奥へ。

ここで針金を決まった長さにカットし、ネジの頭を作ります。

出来上がったネジは下の受け皿の中へ。
作るネジの種類に応じて、針金の種類や太さ、カットする長さ、ネジ頭の形状を変えます。
これはちょっと長めのネジ。

こちらはもうちょっと短めにカットしたネジ。

こんなに山盛りになったネジ、なかなか見れるもんじゃないよね。

出来上がったネジはこんな感じ。まだ螺旋状の溝はついてない。

お次の機械がこちら、ネジに螺旋を作る機械。

ブレてる部分がシャコシャコ動いて、ネジに螺旋を作っていきます。

こんな感じで溝が刻まれた2枚の金属板を使い、竹とんぼを飛ばす時のような動きでネジに螺旋を作るそうです。

螺旋が付いたネジがこちら。おぉ!ネジ完成だ!!

お次はこちら。完成したネジの先端をさらに加工する機械。

この円形の部分がネジをすくい上げて下に落とします。

流れ落ちたネジはこの部品の内部でバシッと加工されて……

こんな感じで先端が削られます。こうすることで、電動ドリルのように、ねじ込む対象物を削りながら進むネジになるそうです。なるほど。

工場の隅に置かれた山盛りネジたち。1日に40~50万本って、毎日が大フィーバーだ。

この六角柱が回転する感じの機械は、ネジを磨く機械なんだそうな。

こちらは遠心分離機。脱水機みたいな感じで、ネジについた油をふるい落とす機械。

下のパイプからこんな風に油が落ちてくる。

発明家を志すガルベスくんが妙に気に入ってたのが、落ちたネジを拾うハンドマグネット。

レバーが下がった状態だと底にネジがくっつき、レバーを引き上げるとネジが離れる素敵アイテム。

一方、あんまりネジに興味のない長女三歳エルメェスさんは、業務用のはかりに乗って体重チェック。

製造現場を堪能したら、次は倉庫の中もどうぞ、と見せてくれました。

紙製の箱やプラスチック製のケースの中に、多種多様なネジがぎっしり。

小型ロボットづくりをしている人なんかがここにやってきて、ネジを買っていくこともあるそうな。
ネジだけ買うのなら、直接工場に来た方がお店より品揃えがいい上に安いもんね。

こんなネジもあったよ。
ネジを閉める時はこんな感じでマイナスドライバーで普通に締められるけど……

ネジを外そうと思っても、こういう感じで反時計回りには回せない構造。

アップで撮影するとこんな感じのネジ頭になってるよ。これはよく考えたなぁ。

最後にちょっと、事務所も覗かせていただきました。
壁にかかってたネジポスター。これはちょっと欲しい。

なぜ事務所に来たかというと、浅井さんはネジを使ったアクセサリー作りもしていると、工場見学の下調べで知っていたから。
-ねじ工房- 「ねじ」をワンポイントに、他にはあまり見ることの無い形のアクセサリーや雑貨を作ってみました。

こんな風に、ネジを埋め込んだ指輪やネックレスを作っていて、デザインフェスタにも出展しているそうな。

ネジリングはプラスもマイナスもお好みで。

こちらは盛り上がったネジ頭のネジを使ったネジリング。ネジリングって言いやすくていいね。

こちらはネジネックレス各種。右側の舵輪のようなネックレスは、ネジリングに長めのネジを取り付けた物。

工場見学の開始時に小さなビニール袋を手渡し、「気になったネジはご自由にお持ち帰りくださいね」と言ってくださった浅井さん。
子供と一緒に大喜びで、気になったネジを持ち帰ってきました。

できたてほやほやのネジのなんと美しいことか!
いや、できたてとか関係ないんだろうけど。一応。

長いの短いの、大きいの小さいの、平べったいの丸いの、太いの細いの、鉄製のステンレス製の、プラスマイナス六角星型いろいろ。
2時間たらずの工場見学でしたが、大変勉強になり、家族ともども大変楽しませていただきました。
浅井製作所の浅井さん、ありがとうございました!
有限会社浅井製作所
【関連】
針金を高速で折り曲げ、様々な部品を作り出す工業用機械 AFE-2D6 ULTRA CNC
曲げてねじって、粘土のように金属を加工する工業用機械が気持ちいい
針金を自在に成形し、部品を作り出すスプリングマシン
ゲル状の物をそのまま移動させる古川機工の「すくいあげ移載機」が凄過ぎる
土曜日も基本的には操業しているそうで、子連れでの参加もしやすいのが素敵。
まずは動画でざっと、ネジの製造工程をどうぞ。
ネジはこうして作られる!ネジ工場見学 浅井製作所
最初に登場するのが針金を一定の長さに切ってネジ頭を作る機械。
続いて登場するのが溝のついた2枚の金属板でこすりあわせ、ネジの螺旋を作る機械。
最後に登場するのがネジの先端に電動ドリルの先端のような切り込みを入れる機械です。
浅井製作所は工場見学に積極的で、社長の浅井さんが丁寧にネジづくりの工程を教えてくれます。

浅井さんの説明を聞きながら、ネジを作る様子を食い入るように見つめるガルベス。

こちらが針金を一定の長さに切ってネジ頭を作る機械。

ネジの材料となる、長い長い針金の束。

針金はここから機械の中へ飲み込まれていきます。

一定のリズムでちょっとずつ奥へ、奥へ。

ここで針金を決まった長さにカットし、ネジの頭を作ります。

出来上がったネジは下の受け皿の中へ。
作るネジの種類に応じて、針金の種類や太さ、カットする長さ、ネジ頭の形状を変えます。
これはちょっと長めのネジ。

こちらはもうちょっと短めにカットしたネジ。

こんなに山盛りになったネジ、なかなか見れるもんじゃないよね。

出来上がったネジはこんな感じ。まだ螺旋状の溝はついてない。

お次の機械がこちら、ネジに螺旋を作る機械。

ブレてる部分がシャコシャコ動いて、ネジに螺旋を作っていきます。

こんな感じで溝が刻まれた2枚の金属板を使い、竹とんぼを飛ばす時のような動きでネジに螺旋を作るそうです。

螺旋が付いたネジがこちら。おぉ!ネジ完成だ!!

お次はこちら。完成したネジの先端をさらに加工する機械。

この円形の部分がネジをすくい上げて下に落とします。

流れ落ちたネジはこの部品の内部でバシッと加工されて……

こんな感じで先端が削られます。こうすることで、電動ドリルのように、ねじ込む対象物を削りながら進むネジになるそうです。なるほど。

工場の隅に置かれた山盛りネジたち。1日に40~50万本って、毎日が大フィーバーだ。

この六角柱が回転する感じの機械は、ネジを磨く機械なんだそうな。

こちらは遠心分離機。脱水機みたいな感じで、ネジについた油をふるい落とす機械。

下のパイプからこんな風に油が落ちてくる。

発明家を志すガルベスくんが妙に気に入ってたのが、落ちたネジを拾うハンドマグネット。

レバーが下がった状態だと底にネジがくっつき、レバーを引き上げるとネジが離れる素敵アイテム。

一方、あんまりネジに興味のない長女三歳エルメェスさんは、業務用のはかりに乗って体重チェック。

製造現場を堪能したら、次は倉庫の中もどうぞ、と見せてくれました。

紙製の箱やプラスチック製のケースの中に、多種多様なネジがぎっしり。

小型ロボットづくりをしている人なんかがここにやってきて、ネジを買っていくこともあるそうな。
ネジだけ買うのなら、直接工場に来た方がお店より品揃えがいい上に安いもんね。

こんなネジもあったよ。
ネジを閉める時はこんな感じでマイナスドライバーで普通に締められるけど……

ネジを外そうと思っても、こういう感じで反時計回りには回せない構造。

アップで撮影するとこんな感じのネジ頭になってるよ。これはよく考えたなぁ。

最後にちょっと、事務所も覗かせていただきました。
壁にかかってたネジポスター。これはちょっと欲しい。

なぜ事務所に来たかというと、浅井さんはネジを使ったアクセサリー作りもしていると、工場見学の下調べで知っていたから。
-ねじ工房- 「ねじ」をワンポイントに、他にはあまり見ることの無い形のアクセサリーや雑貨を作ってみました。

こんな風に、ネジを埋め込んだ指輪やネックレスを作っていて、デザインフェスタにも出展しているそうな。

ネジリングはプラスもマイナスもお好みで。

こちらは盛り上がったネジ頭のネジを使ったネジリング。ネジリングって言いやすくていいね。

こちらはネジネックレス各種。右側の舵輪のようなネックレスは、ネジリングに長めのネジを取り付けた物。

工場見学の開始時に小さなビニール袋を手渡し、「気になったネジはご自由にお持ち帰りくださいね」と言ってくださった浅井さん。
子供と一緒に大喜びで、気になったネジを持ち帰ってきました。

できたてほやほやのネジのなんと美しいことか!
いや、できたてとか関係ないんだろうけど。一応。

長いの短いの、大きいの小さいの、平べったいの丸いの、太いの細いの、鉄製のステンレス製の、プラスマイナス六角星型いろいろ。
2時間たらずの工場見学でしたが、大変勉強になり、家族ともども大変楽しませていただきました。
浅井製作所の浅井さん、ありがとうございました!
有限会社浅井製作所
【関連】
針金を高速で折り曲げ、様々な部品を作り出す工業用機械 AFE-2D6 ULTRA CNC
曲げてねじって、粘土のように金属を加工する工業用機械が気持ちいい
針金を自在に成形し、部品を作り出すスプリングマシン
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この記事へのコメント
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1. 名無しさん
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2. 名無しさん
返信する
3. 名無しさん
返信する
ネジいる?
4. 名無しさん
返信する
5. 名無しさん
返信する
ネジにならなければいいが
6. 名無しさん
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稲中www
なつかしいwwww
7. 名無しさん
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8. 名無しさん
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袖口や写真に載ってあるフードが機械に巻き込まれもっていかれるからね。
工場で制服を正しく着ないとダメというのにはそう言った意味合いもあるんだよ。
9. 名無しさん
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10. 名無しさん
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11. 名無しさん
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12. 名無しさん
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それは「袋ナット」だと教えてあげて
13. 名無しさん
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マグネットハンドは長さのある屈まなくても良いサイズもあるよ
ネジポスター欲しい…
14. 名無しさん
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15. iso
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インチのビスは近所のホームセンターに行ってもないから、pcショップとかで高いビス買わなきゃならないいんだよな。
16. 名無しさん
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今のブログとレイアウトが違う頃から見てますよー
17. ちまさる
返信する
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm18218243