科学技術館の「シンラドーム」テクニカルデモに行ってきたよ!日本武道館と皇居の間に位置する科学技術館に、2008年8月20日にオープンした立体フルデジタルドームシアター「シンラドーム」。
宇宙に存在するあらゆるものを表す言葉「森羅万象」から名前を取ったこのドームは、その名の通り宇宙サイズのものから原子サイズのものまで、全てのものを立体的に、リアルに映し出すことができるのだ。
今回は、このプロジェクトを手がけた3D業界の凄い人、高幣氏がなぜか小太郎ぶろぐを見ているらしくて、「こんなデモを行うんですがよかったら見にきませんか?」というお誘いを受けたのだ。

どうやら3DCGとか未来チックなものとか大好きなおいらの趣味趣向を知ってのお誘いらしいけど、そんなお誘いは願ってもない話。
そんなわけで、ガルベスのお散歩も兼ねてシンラドームを見てきたよ!

当日は16時半からデモ開始だったから、昼過ぎにガルベスと一緒に一般の展示物を見て回りまくり。
科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
不思議な物体に見とれてみたり、触ってみたいもんだからおんぶをせがんでみたりするガルベス。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
何だかすんげー古い自転車なんかもあったりして面白い。小太郎大喜び。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
前輪が異様に大きい自転車は決して色物ってわけじゃなくて、この時代は「速度を上げる=車輪を大きくする」っていうのが常識だったからなんだってね。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
手も足も届かないホンモノサイズのバイクにまたがるガルベス。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
レバーを下ろすとモーターが動いて出てくるヘリコプターに夢中のガルベス。


そんな感じで戯れている間に、そろそろデモの時間に。
シンラドームは直径10メートルのドーム型のスクリーンで、継ぎ目は一切無く、ドーム周辺に12個設置されたプロジェクターによって1つの大きな立体映像を映し出す、というのが基本的な原理。
立体映像を見るには専用のメガネをかけるんだけど、このメガネの原理は昔懐かしい赤青メガネと同じもの。ただし、絶対的に違うのはフルカラー対応版だという点。
カメラで撮影した写真はもちろん立体メガネをかけた状態とは違うから平面的だけど、なんとなく「これが立体的に見えるのかぁ」的な感じで。
科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
シンラドームの中に入ると、ドーム一面にロゴマークが。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
ドームの真上、中心を撮影してみたんだけど、スクリーンが大きすぎてもちろん全部は入りきらないのだ。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
これは国際宇宙ステーションの立体映像と、背景に見える地球。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
ズームイン・ズームアウトはリアルタイムに、インタラクティブに自由自在。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
ずずいっとズームした地球はすごく綺麗で微細で、地球が迫ってくる瞬間には観客席から「うおぉ!」なんて声がいくつも上がるほど。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
これは地球の周囲を回る人工衛星の軌道を表示させたもの。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
プロジェクターにはその時映し出されている映像の一部が。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
一番綺麗だなと感じたのはこれ。地磁気が太陽風によってなびいている様子を視覚化したもの。これがリアルタイムにグリグリ動くんだもの。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
これは地球の周囲にある小惑星を表示したもの。多すぎ。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
そんでもって小惑星の軌道を表示するとこんな感じ。地球見えなすぎ。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
地球だけじゃなくて、太陽系の惑星も、太陽系外の惑星も、どこにだって自由に降りて、そこからの視点で宇宙を眺めることができるのだ。これは土星。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
土星探査機カッシーニの周回軌道を表示するとこんな感じ。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
地球と、地球を取り巻く星座を全て表示して・・・

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
その星座全部ごと地球からどんどんズームアウトしていって・・・

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
天の川方面へズームアウトしていったもんだから、映像も天の川の中からのものに。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
銀河系が見えるサイズにまでズームアウトすると、星座全てがこんなに小ぢんまり。人間が見てきた宇宙なんてこんなもんだ。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
その銀河系も遠のいて、他の銀河もたくさん出てきて・・・

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
天文学者たちが分類した銀河群が色分けされて表示されていくのだ。

科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
最終的に、現在人類が観測し得る限界の部分、現在までに判明している宇宙の姿が表示されるまでにズームアウト。
別に宇宙がすり鉢状ってわけじゃなくて、段階的に調査を進めていて現状で分かっているのがここまでってこと。

マクロの世界だけじゃなくて、正反対のミクロの世界もデモしてくれたよ。
科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
テーマはセントラルドグマ、DNAやRNA、分子生物学的な内容へ。
科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
人間の体内の細胞のその中へとズームイン。
科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
細胞の中へと進むと、中心にある細胞核の中へ・・・
科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
RNAの働きなんかが紹介されていくんだけど、生々しくならないようにロボット的なビジュアルでの紹介だったよ。
科学技術館「シンラドーム」テクニカルデモ
この辺でガルベスが飽きてきて、無人の科学技術館内の探索へ。


用意するソフトウェア次第で表現できることは恐ろしく幅広く、広がっていきそうだけど、個人的にはこのスクリーンを使って、より立体的なゲームをやってみたいとか思っちゃうのだ。
ドームをガンダムのコックピットに見立ててザクレロと戦ってみたり、立体高画質超スケールの塊魂やってみたり、物理エンジンを組み込んだ重力を感じられるゲームで遊んでみたり。
映像ではスパイダーマンやスーパーマンのような視点での移動をリアルに再現できると楽しいかも。
次世代ゲーム機の映像を何らかの形でコンバートして、立体映像にできれば・・・とか試してみたいことが多過ぎるよね!
あと、一番思ったのは宇宙ヤバイ。これに尽きる。



シンラドームの技術的な細かい内容は、今回のデモに一緒に参加したギズモード・ジャパンの中の人や、カイ士伝さんの記事が分かりやすいから、そっちを参考にするといいと思うよ。

「シンラドームテクニカルデモ」を見てきました : Gizmodo Japan
科学技術館「シンラドーム」がすごすぎた - カイ士伝


シンラドームオープンのニュース的な記事は高幣氏のサイト、ORIHALCON Projectとアストロアーツにて。

ORIHALCON Project: 科学技術館シンラドームがオープンしました
迫力の立体映像で科学を楽しめる 「シンラドーム」オープン

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